キュレーション インターネット上の情報をまとめて紹介

キュレーション(Curation)

ネット上の情報を特定の視点からまとめること。美術館・博物館の学芸員(キュレーター)があつめた収蔵品を整理して展示することに由来する。

ネット上の情報を使いやすく整理する

キュレーションとは本来、情報を収集、整理、要約、共有することを言う。それを仕事にしているのが、博物館・美術館の学芸員(キュレーター)。彼らは収蔵品を整理分類して、素人にも分かりやすい説明を付けて展示してくれる専門家だ。そこから転じて、キュレーションはインターネット上で情報を集め、抜き出し、整理して紹介する作業も意味するようになった。

インターネットは情報がとにかく膨大だ。あるテーマで概略的な知識を得たいと思っても、同じようなサイトが数多くヒットして戸惑う事があるし、どれが信用できるかの判断基準もない。テーマ全体の概要をつかむのも難しい。

そんな時、キュレーションサイトをチェックすると、問題の概要を見渡したり、見落とすべきでない要点は何か、今は何が話題になっているのか、人々はどんな意見をもっているのか、といった状況を手早く知ることができる。

例えば、LINEが提供するキュレーションサイトの大手ネイバーには、様々なテーマで情報がまとめられている。仮にマイナンバー制度についてのページを参照すると、制度の基本的な内容はもちろん、「詐欺に注意」「情報漏洩に注意」と言った警戒すべき点まで知ることができる。

ネット検索では、検索語が思いつかなければその情報に辿りつけないが、キュレーションサービスでは念頭になかった関連情報にもめぐりあえるという利点がある。

サイトの価値を高めて広告収入につなげる

キュレーションには、twitterで話題のテーマに関するつぶやきをまとめるトゥギャッター、ユーザーが興味のありそうなニュースを配信するグノシー、クリエイティブなビジュアルを集めSNS機能も有するピンタレストのように企業が運営するものもあれば、2ちゃんねるの掲示板から注目のレスを抜き出してブログで紹介するような個人運営のまとめサイトなどもある。

運営者がこうしたサイトを作る目的は、主に広告費で収益を得るため。ページビュー(PV)が高いサイトはそれだけ人が集まることを意味し、広告媒体として価値が高い。企業ならプロモーション活動に利用することもできるし、個人なら広告バナーやアフィリエイトで儲けることもできる。ブログ内で商品やサービスを紹介し、読者の購買につなげることで企業から報酬を受け取るという方法だ。

●キュレーションサイトでは多角的な情報を得られる

要するに

●キュレーションサービスを利用すると、特定の情報に関する概略や人々の意見などを手早く知ることができる。

●キュレーションサイト(サービス)は、情報提供の場としての価値を高めることで、広告媒体としての価値も上がる。

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