バズマーケティング 誰かに話したくなる仕掛けで話題性を高める

バズマーケティング(Buzz Marketing)

バズ=噂話という意味から、口コミを利用して、インパクトや話題性のあるキャンペーンなどを仕掛け、企業や商品の認知度を上げること。

噂の的になるための広告イメージ戦略

最近、テレビCMをみている最中に「何の宣伝?」と首をかしげたくなるような内容のものが多くなった。商品やサービスを紹介するのではなく、面白いコント仕立てのストーリーの後、ほんの少し広告が入るパターンである。ソフトバンクの犬のお父さんのCMでは、「白戸家のお父さん」が独り歩きして人気を博すほどだった。

このような、誰かに話したくなる広告やキャンペーンは、口コミで話題になる。その拡散力を狙った宣伝戦略をバズマーケティングと呼ぶ。SNSやブログといったソーシャルメディアも取り入れ、企業やブランドが注目されることで収益を上げる方法だ。

先のソフトバンクは広告も注目されたが、キャンペーンもまたすごい。facebookページ1周年記念の際は、ケータイ代一生分無料キャンペーンを実施。一生分の商品券を貰えるのは1名だけだったが、応募にはは15万円以上が殺到したという。

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あえてやり過ぎ感を出して注目を集める

バズマーケティングのキャンペーンは、常識からはみ出したオファーを伴うものも多く、その内容も様々。たとえば、フリスクは、新発売の商品がさわやかなフレーバーだったことから、ツイッターで「フリスク」とつぶやくと、リムジンでお出迎えの後、車内で朝食をとりながら生演奏を聴けるという「さわやかすぎる通勤」のプレゼントキャンペーンを行なった。

注目を浴びるには、あえてやりすぎ感を出すのがポイント。このキャンペーンでフリスクに関するポジティブなコメントは15%増加したとの結果が出ている。キャンペーンを知らない人もつぶやきを見ることで認知度がアップしたという。

また、ハーゲンダッツが、販売を終了したフレーバーの復活選挙を行ったり、グリコがポッキー型ロケットを打ち上げる様子を中継したりと、宣伝とは直接関係のない催しを実施する企業も多い。突拍子もないこと、タブー、秘密の暴露など、数々の方法によって、ライバル社より注目を浴びたい時に効果が発揮される。

もちろん内容は、面白くておしゃれなもの、流行に乗ったものなど、吟味されたものでなければならない。成功すれば、企業の好感度アップや売上アップにつながる結果となるが、失敗すれば、商品広告にすらならず、時間と費用の無駄に終わる。

意外性のある行動が注目される秘訣

広告として企業が仕掛ける

●キャンペーン内容は
・インパクト
・業界のタブー
・内容の面白さ
・意外性
・拡散の手軽さ
を印象づける

●バズマーケティングの手法例
・夢のようなプレゼントが当たるキャンペーン
・業界での常識を覆す商品を発売
・有名なストーリーを実写化したCM作り
・限定コラボなど豪華でレアなイベントを企画
・友人に紹介するバトンリレーの形でキャンペーンを展開
・意図的に商品価値を価格を高くしたり、キャンペーン参加を難しくするなど

要するに

●多くの人の話題になる広告を仕掛けたいなら、何よりもインパクト。時には王道を外してみることも必要。

●商品のメリットしか言わない広告より、SNSのクチコミの方が伝染力のあるメディアになってきている。

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